2012年01月31日

福岡県での調査事項

仲敬助議員、河合洋介議員とともに、福岡県にある「水素エネルギー製品研究試験センター」、「九州沖縄農業研究センター」、「両筑江川発電所」を調査しました。

始めに「水素エネルギー製品研究試験センター」を紹介します。
水素エネルギーは次世代産業のひとつとして注目されていますが、この産業の育成・集積には各種製品の低コスト化、高性能化、信頼性強化が必要不可欠です。
しかしながら、水素ガス環境下における製品試験には高額な初期投資が必要であることから、これまで国内でこうした研究試験がなかなか進められませんでした。
そこで、国、県、九州大学が協力して設立されたのが水素エネルギー製品研究試験センターです。
この施設は設立されてまだ2年たっておりませんが、現在では相当数の試験依頼が来ており、その多くは次世代自動車の一つとして挙げられている燃料電池自動車(FCV車)関連製品の研究試験だそうです。
福岡県は新産業の育成に力を入れており、特に「福岡水素戦略」は、水素エネルギー開発・普及を総合的に推進する全国唯一の取り組みとして注目されています。

次に「九州沖縄農業研究センター」を訪問しました。
ここは一言でいうと植物プラントです。
主にイチゴの太陽光利用型植物工場(周年、多収生産を目的とした研究)とレタス、スプラウト類(※)の完全人工光型植物工場が設置されていました。
イチゴ工場は一見普通のハウス栽培にみえます。
しかしイチゴは夏季の高温が苦手であり、ここでは
 〇特殊な冷却システムや外部遮光等による昇温抑制を図り、一年を通じての収穫を行う
 〇可動式栽培装置を用いて面積当たりの栽植株数を増やす
ことで、収穫物重量当たりの生産コストの3割縮減を目指した研究が進められています。
一方のレタス工場では、ハイブリッド電極蛍光管光源や培養液を用いて、人工光での栽培に適したレタス品種の選定による生産コスト3割縮減を、
スプラウト工場では、活性酸素を長く保持できる特殊な水を利用した発芽性の向上、保水性に優れた培養生地や養水分の検討による効果的な栽培管理法による高付加価値生産技術の開発を、
目指しているそうです。

少し説明が難しくなってしまいましたが、先に申し上げたとおり完全な植物工場です。
しかし、こうした取り組みによる高品質な野菜がすでに市場に出回っています。
実際の製造過程(あえて栽培過程と言いません)を目の当たりにし、新しい農業スタイルを肌で感じることができました。

最後に両筑江川発電所を訪問しました。
こちらは、かんがい排水事業として建設された江川ダムから、農業用水、都市用水、河川維持用水を放流するときに同時に発電を行うという小水力発電事業です。
11月議会において、県の農林基盤担当局長から「愛知県は農業用水を利用した小水力発電のポテンシャルが高い地域である」との発言もありました。
今後の県内における開発調査も注目されるところです。

以上、福岡県内にある3施設を調査し、様々な知見を得ることができましたので、今後の県政に活かしていきたいと思います。

※:主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽で、発芽した芽と茎を食用とする。発芽野菜、新芽野菜とも呼ばれ、一番イメージしやすいものはかいわれ大根。
  

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2012年01月29日

坂本光司先生

法政大学大学院教授の坂本光司氏の講演に出席しました。

坂本先生は現在出版されている「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズが50万部以上売れるなど、多方面でご活躍されており、私自身「お話ししてみたい」と思っていた方でした。

講演のテーマは「景気超越企業の創り方」
これまで、数多くの中小企業をみてきた先生の経験として
多くの中小企業は
 ① 景気が悪い
 ② 業種・業態が悪い
 ③ 規模が小さい
 ④ ロケーションが悪い
 ⑤ 大企業・大型店が悪い
という言い訳をしている。
これは誤解・錯覚・甘えである。とバッサリ切り捨てられ、こうしたハンデを乗り越え成功している企業事例を多数取り上げられました。

そして、好不況によらず常に売上高経常利益率5%以上を挙げている企業=景気超越企業は1割は存在し、その共通点として「人を大切にし、人のしあわせを念じた経営が貫かれている」と話されました。

先生は、企業が大切にしなければならない5人の順序として、
 一人目は社員とその家族
 二人目は社外社員とその家族
 三人目は現在顧客と未来顧客
 四人目は障がい者や高齢者などの社会的弱者
 五人目は出資者・支援者
を挙げ、一人目から四人目までを大切にする(=正しい経営)結果の現象が業績や成長である!!
と強く話されました。

本当に気持ちが温かくなる講演でした。
会場には多くの企業経営者の方が集まっていましたが、先生の言葉が聴講者の心に大きく響いていることを切に願います。
  

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2012年01月27日

陸上自衛隊春日井駐屯地

総務県民委員会の県内調査が春日井市にある陸上自衛隊春日井駐屯地で行われ、地元議員として参加してきました。

始めに陸上自衛隊内の春日井駐屯地の位置づけを簡単に説明しますと、東京にある「陸上幕僚監部」の下に全国5方面部隊が存在し(北部・東北・東部・中部・西部方面隊)、そのうちの「中部方面隊」(九州・沖縄を除く西日本を管轄 総監部は兵庫県伊丹市)にある「第10師団」(愛知・岐阜・三重・富山・石川・福井県を管轄 司令部は名古屋市守山区)内の駐屯地として組織されています。
なお、愛知県内では春日井の他に豊川にも駐屯地があります。

ナゴヤドームの約4.7倍の敷地内に約1,000名の隊員が在籍し、日々訓練を行っております。
昨年発災した東日本大震災では、こうした経験を活かし、生存者・孤立者の救出、行方不明者の捜索、車両引上げ、がれき除去、給水・炊き出し支援、入浴支援、輸送支援、衛生支援、防疫活動等、多岐におよぶ活動を長期間展開されました。

調査ではこうした活動の実態を机上で学んだあとに、実際の車両や機械を使った演習を見学させていただきました。

また、春日井市においては昨年9月に発生した台風15号による大災害も忘れてはなりません。
その際の被害状況および隊員の活動も説明いただき、他地域からの県会議員のみなさまにも、いかに春日井がひどい状況であったかご理解をいただくことができました。

春日井駐屯地の活動は国内ばかりではありません。
国際貢献のなかでは、国際平和協力法等に基づく要員派遣としてイラク、インドネシア、ハイチ、ゴラン高原等、世界各地で活躍をされています。

陸上自衛隊のキャッチコピーは「守りたい人がいる」
いざという時に備え、隊員の皆さんは今日も厳しい訓練を受けています。
  

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2012年01月26日

教育文化・福祉対策特別委員会調査

教育文化・福祉対策特別委員会の調査で、介護老人保健施設(ハビリス一ツ木 刈谷市)および児童養護施設(オリーブ 碧南市)を見学しました。

ハビリス一ツ木の特徴は「在宅復帰率が高い」という点です。

在宅復帰率は66.7%であり、全国平均の復帰率(31%)を大きく上回っております。
介護老人保健施設の基本方針は居宅における生活の復帰を目指すものであり(※)、ハビリス一ツ木ではこの方針に則り
「良質なケアと生活リハビリを提供し、すみやかな在宅復帰を推進する」
という理念が全職員(医師、医療技術員、看護師・介護福祉士、事務員)にしっかり浸透し、かつリハビリを充実させるため、基準以上の理学・作業療法士を在籍させていることが高い在宅復帰率に繋がっているとのことでした。

「在宅復帰率が高い」ということはそれだけ空きベッドのリスクが高くなり、かつ入居者が入れ替わる都度、職員の繁忙度は増す。
すなわち「在宅復帰率が高いほど経営が大変」とも言えます。

ちょうど本日の朝刊に、4月に介護報酬の改定が行われ、在宅復帰率の高い施設に対する報酬単価が上がるという記事が載っておりました。
期待したいと思います。

一方の児童養護施設「オリーブ」は、昨年4月にオープンしたばかりの施設です。

児童養護施設とは、保護者のない児童、虐待されている児童、環境上養護を要する児童を入所させて養護する等、自立のための援助を行うことを目的とする施設です。
(もちろん家庭環境が整って家族のもとに戻ることが一番で、こうしたケースが多くあります)

オリーブでは現在47名の児童が入所しており(内訳は約4分の1が養育困難、4分の3が虐待)、施設では子どもたちの気持ちを尊重しながら、自立に向けた基本生活の支援に細心の注意を払っていることがわかりました。

こうした施設の存在はまだ多くの方に知られていないと思います。
私たちの役目として、施設がしっかり運営できるようサポートするとともに一人でも多くの方に知っていただけるよう伝えていかなければならないと強く感じました。

※:「介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」(平成11年3月31日厚生省令第40号)  

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2012年01月21日

村木厚子さん

子ども・子育てと男女共同参画に関する講演会が名古屋市内で開かれました。

講師は村木厚子 内閣府政策担当統括官。
みなさんもご存知と思います。(障害者郵便制度悪用事件、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件)

大変お恥ずかしいですが、私自身は当時のニュース番組でちらっと見る程度の認識しかなく、「女性キャリア官僚で中央幹部・・・すごくきつい人なんじゃないかな・・・」と思っていました。

しかし、講演が始まったとたん、彼女の魅力に惹き込まれてしまいました。

物腰柔らかな語り口、とてもわかりやすい説明、幅広い視点・・・
とにかく素晴らしいんです!!

テーマは冒頭のとおりで、よく話題にされる内容です。
少子高齢化、人口減少、生産力低下・・・日本の将来推計人口は目を覆いたくなるような予測が出されています。

でも、村木さんはこう言いました。
「25年後の将来予測はほぼ変えられないけれども、50年後の未来はまだ変えられる」

この国の将来、若い人たちに明るい希望を持ってもらうために、今、すべきことは何なのか。
とても勇気づけられる講演でした。  

Posted by 日比たけまさ at 23:16Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月20日

統合医療

県内の公衆衛生に従事する方々を対象とした「愛知県公衆衛生研究会」が開催され、「統合医療」に関する講演会に参加してきました。

講師は、渥美和彦 日本統合医療学会理事長で、私は大村知事と二人並んで講演を拝聴しました。

みなさんは「統合医療」をご存知でしょうか。

これは患者中心の医療として、「治療」のみならず「疾病予防」、「健康増進」の観点から、近代西洋医学を軸として、漢方、鍼灸、アーユルヴェーダ、ヨーガ、ユナニなどの伝統医学や健康食品、芸術療法、音楽療法、アロマセラピーなど、広範な分野の代替医療を含めた手法のことです。

この動きは1990年代のアメリカで始まり、先端のゲノム(遺伝子)医学と再生医学の発展も相まり、現在、医学界の趨勢は、現代医学=臓器治療の時代から「予防の医学」、「健康の医学」への転換が図られつつあるそうです。

今、社会保障と税の一体改革が注目を浴びています。
その中には増え続ける医療費の問題も含まれていますが、医療費の抑制という課題にも立ち向かわなければなりません。

渥美教授は統合医療のメリットの一つに医療費の節減を挙げていました。
試算では13%ほど医療費が削減できるという結果もあるそうです。

「統合医療」について、今後もう少し議論が盛り上がるといいのではないかと思います。
  

Posted by 日比たけまさ at 21:14Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月18日

学生面談

以前のブログで紹介した、学生インターンシップの受け入れ(12月15日ブログ参照)に向け、私の事務所を希望した男子学生2名との面談を行いました。

2人は大学1年生と大学2年生。第一印象は「やっぱり若いな!!」。

履歴書のような書類を渡され、まず将来の希望進路(議員と書かれていなかった)をみてホッとしました。

というのも、今の私で彼らに伝えられることがあるとすれば、それは「議員というより社会人として責務を果たすこと」がどういうことか、かなと思っているからです。

偉そうに!!と先輩方からはお叱りを受けそうですが、少しでも「社会人とはどういうものなのか」を伝えられれば、と思っています。

全くタイプの異なる二人という印象を受けましたが、非常に好感の持てる青年でした。

2月からの約2か月間、どんな活動になるのでしょう!!
とても楽しみです。
  

Posted by 日比たけまさ at 22:19Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月17日

知の拠点

産業労働委員会の県内調査で「あいち産業科学技術総合センター」を訪問しました。

この組織は、産学行政連携の共同研究や企業の製品化に向けた研究開発等を支援するため、従来からある「産業技術研究所」6センター(8月22日ブログ参照)を統合する形で、今月スタートしたものです。

その本部機能が来月14日、万博会場跡地に新たにオープンするため施設を見学しました。

この施設は「知の拠点」と呼ばれ、「先導的中核施設」と「中部シンクロトロン光利用施設」という2つの柱を中心とした次世代モノづくりの拠点として広く活用されることになります。

先導的中核施設とは、大学等で行われている基礎研究と企業が行う製品化・事業化との橋渡しをする研究施設で、あらかじめ重点研究プロジェクトを定め、そこに大学、公的研究機関、企業等が集まり、研究開発に取り組んでもらうというものです。

もちろん様々な高度計測分析機器を備え、環境は十二分にそろっている施設です。

現在用意されている重点研究プロジェクトは
・低環境負荷型次世代ナノ・マイクロ加工技術開発プロジェクト
・食の安心・安全技術開発プロジェクト
・超早期診断技術開発プロジェクト  です。

もう一つの「中部シンクロトロン光利用施設」は、先日訪問した兵庫県佐用郡佐用町にある大型放射光施設「Spring-8」の小型版(12月19日ブログ参照)で、放射光と呼ばれる非常に明るい光を使って、原子レベルの微細な構造や動きを観察することができるスーパー顕微鏡です。

知の拠点は研究施設として申し分のない環境が整っています。
あとは、いかにこの施設を利用して次世代産業を掘り起こすか!!

そのためには、一人でも多くの人にこの施設を知ってもらうことが重要であり、県の力強い広報活動をお願いするとともに、私たちも様々な企業や施設に呼びかけを行っていくことが大切です。  

Posted by 日比たけまさ at 21:16Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月15日

抹茶とサボテン

地元の茶道連盟による新春初釜に出席し、初めて「濃茶」と「薄茶」の両方をいただきました。
濃茶って本当に濃いですね(笑)
でも、とてもおいしかったです!!
(作法を心得ておらず失礼をしてしまいますが、抹茶は大好きです)

抹茶といえば・・・
議場席および会派控室の席が隣の稲垣昌利議員(西尾市選出)とは、よく抹茶の話題になります。
というのも、西尾市は抹茶の生産量が日本一(全国生産量の約20%)。
ご存知の方も多いかと思います。

愛知県はものづくりで有名ですが、農業県でもあります。
今朝の中日新聞(県内版)に、大村知事が東京で県産野菜をPRした記事が載せられ、フキやキャベツ、シソなどが生産額日本一とありました。

春日井のサボテンも(日本一です)もっとPRしなければ・・・
  

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2012年01月14日

平成24年度愛知県予算(事業確認その2)

昨日のブログに引き続き、重点事業説明の中で私が確認した事項を紹介させていただきます。

産業育成について
まず、教育委員会に「全国産業教育フェア(平成25年度愛知県にて開催予定)」に向けた準備について確認しました。

「全国産業教育フェア」とは、産業教育に対する理解・関心を高め、活性化を図ることを目的として、高校生の学習成果を総合的に発表する場として開催されています。

より高い成果を求めるためには、「教育委員会」と「産業労働部」の部門横断的な連携が必須です。
そこで、開催準備にあたっての部門間連携について確認しました。

県からは、翌年(平成26年)愛知県にて開催予定の「技能五輪全国大会」、「全国障害者技能競技大会」(こちらは産業労働部が所管)と、「全国産業教育フェア」との関連性が高いことから、両組織がしっかり連携をとって準備にあたりたいとの回答を受けました。

次に産業労働部には、今秋開催予定の「2012年国際航空宇宙展」に対する支援策を伺いました。

私は、先の産業労働委員会でも航空宇宙産業支援について質問しました(12月7日ブログ参照)。
今回はその予算概要が示されましたので、中小企業支援策について確認したところ、このイベントを契機に海外販路開拓を積極的に狙っている会社などに支援を考えているとの回答を得ました。

一方で、航空宇宙産業に参入するには認証資格が必要となります。

航空宇宙産業のすそ野を広げるべく、より多くの企業が資格取得できるよう支援が必要です。
この点についても確認したところ、県がしっかりサポートするとの回答を得ました。

愛知県は昨年末に「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」の指定を受けました。

近い将来、世界有数の航空宇宙産業集積地として「あいち」の名を轟かせるくらいに、この産業を発展させなければなりません。

次世代産業支援をしっかりとっていただくよう、働きかけをしていきたいと思います。
  

Posted by 日比たけまさ at 12:55Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月13日

平成24年度愛知県予算(事業確認)

昨日のブログで記載した24年度予算における重点事業説明の中で、私が確認した事項を紹介させていただきます。

犯罪抑止について

愛知県では警察本部と県民生活部がこの問題に取り組んでおります。
今回は県民生活部が打ち出した「あいち地域安全戦略2015(仮称)」について伺いました。
これは「平成27年までに刑法犯認知件数(※)を10万件以下にする」という目標に向け、5つの基本戦略を打ち出したものです。
① 防犯意識の高揚
② 地域の防犯力の向上
③ 犯罪が起きない生活環境づくり
④ 子どもの安全確保、女性・高齢者等の防犯対策
⑤ 重大犯罪・多発犯罪への重点的な対策

このうち⑤が従来の基本戦略に追加された項目でしたので、具体策について伺いました。
私たちがひび生活するうえで、最もの基本となることは「安心」、「安全」であり、住宅侵入盗や自動車関連盗は本当に深刻な問題です。

県は、車のハンドルロックや家の二重ロック等、個人や家庭あるいは地域や企業の防犯意識向上につながる情報を従来以上に積極発信し、広く知っていただく取り組みに注力するとのことでした。

犯罪を未然に防ぐためには、犯罪者に対し「盗むまでに時間がかかりそう」、「やっかいだ」を思わせることがとても大切です。

また警察本部からは、
・近年実施してきた防犯カメラの設置実験が効果を上げていること
・県民意識調査で「カメラ設置に賛成」という意見がほとんどを占めたこと
などから、次年度は防犯カメラの普及促進を図りたいとの説明も受けました。

私も様々な場面で情報発信に努めたいと思います。

※愛知県の刑法犯認知件数は平成15年に戦後最多の約22万6千件を記録しました。
 このため県では平成16年に「愛知県安全なまちづくり条例」を施行し、その後「あいち地域安全緊急3か年戦略」等の策定、実施により現在は約12万件にまで減少されています。
  

Posted by 日比たけまさ at 22:54Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月12日

平成24年度愛知県予算

本日、県から「平成24年度予算における重点事業説明」を受けましたので、次年度の予算概要についてお伝えします。

事前の報道等でご存知の方もみえるかと思いますが、
平成24年度の歳出額 2兆2500億円
         歳入額 2兆700億円 で(※)、
1800億円の収支不足であるとの説明を受けました。

この収支不足の一番の要因は超円高による企業収益悪化に伴う県税収入の落ち込みです。
24年度の税収見込額は8700億円で、これはピークであった平成19年度の1兆4135億円から5400億円以上落ち込んでいます。

この収支不足への対応策ですが、
・今年度予算で残額がでそうなものや、基金の取り崩しを極力抑えて、お金をかき集める
・(県職員の人件費カット等も視野に入れた)緊急避難的な支出抑制策を検討する
といったことしかなく、県財政は本当に危機的状況です。

県は現在、「持続可能で質の高い行財政体制の構築」を目指し事業の見直しに取り組んでおりますが、より一層の徹底を促すとともに、真に必要な事業へ重点的な配分を行わなければなりません。

民間企業であれば当然のように大胆な「スクラップアンドビルド」を展開するはずですが、説明を受けていてもその姿がよく見えてこないのが残念です。

今後、そういった観点を念頭に事業をしっかりチェックしていきたいと思います。

※:現時点での数字で未確定部分があります。  

Posted by 日比たけまさ at 22:20Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月09日

春日井市成人式

成人の日の今日。春日井市成人式に出席しました。

実は私にとって、人生初の成人式参加となったことから、「どんな感じで式が行われるのだろう」と大きな期待と少々の不安を抱えながら参加させていただきました。

春日井市では総合体育館にて一斉に成人式を行うため、会場には大勢の新成人が集まっていました。

そんな中、式典は成人式実行委員のみなさんのリードのもと、キーワードに「繋がる心~感謝の気持ちは無限大~」を掲げ、親への手紙の朗読や、いきものがかり「ありがとう」の全員合唱など非常にアットホームな雰囲気で進行しました。

春日井市の新成人2,783人のみなさん。本当におめでとうございます。

今日の式典で誓い合った気持ちを大切に大いなる飛躍を遂げてください。
  

Posted by 日比たけまさ at 16:50Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月08日

第30回新春春日井マラソン大会

第30回新春春日井マラソン大会に参加しました。

昨年に引き続き2回目の出場です。
この大会は10㎞競技、3㎞競技(中学生)、2㎞競技(小学5・6年)、3㎞ジョギングにわかれ、のべ7000人が参加する大きな大会です。

レース前の開会式には、ランニングウエア姿で壇上にあがりました。
まわりのみなさんはもちろんスーツ姿ですので、結構目立ったかな?

さて、レースは天候にも恵まれ、また沿道からは大変多くの声援に後押しされ、無事10㎞完走できました。
しかも昨年よりも4分記録を縮めました!!

大会役員のみなさま。本当にありがとうございました。
  

Posted by 日比たけまさ at 18:14Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月07日

春日井市消防出初式

春日井市消防本部と春日井市消防団による「消防出初式」に出席しました。

寒さ厳しいこの時期、野外での式典に覚悟?して臨みましたが、幸いにも天候に恵まれぽかぽか陽気の中、消防訓練や一斉放水を見学させていただきました。
気候が良かったからか、本日はたくさんの観客の方がみえました。
この出初式を通じて、災害に対する意識啓発、地域防災力の向上につながれば幸いです。

また、いただいた資料の中に「春日井市公式モバイルサイト」の紹介がありましたので、併せて記載させていただきます。
このサイトでは春日井市に関する様々な情報を手軽に確認することができます。
旬な情報、お知らせがメールで届くメール配信サービスも行っておりますので、是非ご利用ください。

http://mobile.city.kasugai.lg.jp
  

Posted by 日比たけまさ at 12:03Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月05日

福島っ子歓迎会(転輪太鼓にて)

昨日に引き続き、福島っ子ウインターキャンプのイベントに参加しました。
本日は、「転輪太鼓」の皆さんが太鼓で子供たちを歓迎する会が開かれました。

「転輪太鼓」とは春日井市を拠点に和太鼓と武道を通じて青少年育成を図るNPO法人で2009年には東京国際和太鼓コンテスト全国大会にて「組太鼓青少年の部門」で日本一を獲得。
また代表の國分光一郎さんは、昨年東日本大震災復興支援の一環として、昨年6月末から約1か月半かけ春日井市から岩手県陸前高田市まで、約1000kmの行程をリヤカーで和太鼓を引きながら一人で歩き、支援拡大を呼びかけるなど、全国各地で活躍している団体です。

本日は福島っ子に地元春日井の子どもたちも加わり、みんなでゲームをした後に「転輪太鼓」のメンバーから太鼓の指導を受け、最後は会場全員が参加した演奏で盛り上がりました。
  

Posted by 日比たけまさ at 21:56Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月04日

福島っ子ウインターキャンプ

以前ブログで紹介した福島っ子サマーキャンプ(8月1日のブログ参照)の冬休み版、ウインターキャンプが本日より始まりました。
(この企画は福島の子どもたちに対して少しでも元気に遊ばせてあげようと、休みごとに子どもたちを受け入れるという企画です)

冬休みは短い上に年末年始を除くためキャンプは5日間となりますが、約30人の子どもたちが元気よく春日井にやって来ました。

本日が初日。私も夕食後の歓迎会に参加しました。
ボランティアの学生たちが、趣向を凝らしたゲームをたくさん用意してくれていて、子どたちはそのゲームに”きゃあきゃあ”熱中していました。
明日は地元の方々の協力により「ホームステイ」も行なわれるそうです。

復興までにはまだまだ時間を要します。

この企画の主催者である「NPO法人心のハーモニー」中川國弘さんは、今後も休みごとにキャンプを続けて行きたいと言っています。

本当に素晴らしいことです。
ボランティア学生たちも、みんな一生懸命子どもたちの笑顔のために活動をしています。

このプロジェクトが今後も継続されるよう、私も応援していきたいと思います。  

Posted by 日比たけまさ at 22:02Comments(0)TrackBack(0)支援者

2012年01月01日

新たなスタート

明けましておめでとうございます

2012年がスタートしました。
今年は何が何でも「前進の年」にしなければなりません。

しかし、日本にとっても世界にとっても2012年は激動の年となるでしょう。
というのも、今年は日本に影響を及ぼす諸外国のトップが入れ替わるであろう年になるからです。

まずトップをきって、台湾の総統選挙が今月14日に行われます。
現在、現職の馬英九総統と蔡英文主席の熾烈な一騎打ちが繰り広げられており、選挙結果による中国と台湾の今後の関係はしっかりとチェックしなければなりません。

その中国もこの秋に開かれる共産党全国代表大会にて、胡錦濤の後継者として習近平国家副主席が党総書記に選出されることが確実視されています。

さらには、韓国でも年末に大統領選挙が行われ、北朝鮮では予期せぬ形で金正恩氏が事実上の最高指導者になりました。

また、ロシアは3月、アメリカは11月に大統領選挙が予定されています。

こうした諸外国の政治が一気に動こうとする中、日本としてここはしっかりとした対応を取る必要があります。
そして震災復興、景気回復、財政健全化に向けた明確な道筋を国内外に示さなければなりません。


私は将来に向け「希望の持てる」、「笑顔があふれる」愛知を築きたいと思い、政治の道を選びました。
おそらく国、地方と形は違えども政治に携わる者の原点はみな同じだと信じています。

"One for all,all for one"
今年はこうした姿勢を議会で強く示していかねばならないと思います。
  

Posted by 日比たけまさ at 22:19Comments(0)TrackBack(0)支援者
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走ることは嫌いではありません。何事も「ひび挑戦!」で走りつづけます。
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