2011年08月11日

産業空洞化

支援いただいている製造業の方との話のなかで、切実な言葉を受けました。

「円高の進行や電力コスト増の不安・・・企業はこれ以上のリスクを負えなくなっている。
血のにじむ努力をしても、その成果はマネーゲームの中であっという間に消えてしまう。
どの企業も日本の発展に貢献したい気持ちは当たり前。でも、もうそれどころではなくなっているよ。」

日本の将来を考えたとき、本当に岐路に立たされている気がします。
技術立国で成り立っている日本。
海外への移転は技術の流出が伴い、日本の優位性が失われます。

資源のない日本にとっての技術流出は、「生活に多少の犠牲を伴う」というレベルでは済まされない気がします。
産業の衰退、雇用の喪失、貧困化・・・
アジア隆盛の時代に日本のみ取り残されたとしたら、
この国の将来はどうなるのでしょう。

私たちの使命は、将来にわたり安心して暮らせる国を存続させること。

今こそ国民全体で日本の将来を真剣に議論する時だと感じます。


Posted by 日比たけまさ at 22:02│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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