2013年01月30日

ダ・ヴィンチ

本日は教育文化・福祉対策特別委員会の県内調査にて、藤田保健衛生大学に伺い「内視鏡手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)」の概要を伺うとともに、ロボットを用いた手術訓練の様子を見学しました。
以前から「ダ・ヴィンチを一目見たい」と思っていた私にとって、大変興味深い視察となりました。

ダ・ヴィンチは、当初、戦場や無医村における遠隔手術を目的に開発されたもので、「3D画像の下での操作」、「自由度の高い関節機能を持つロボットアーム」、「手ぶれ防止」、「拡大視覚機能」等により、人間の手の限界を超えた精緻な操作が可能といわれています。

現在、日本は80台のダ・ヴィンチを保有しており、世界第二位の保有国(アメリカが断トツ1位の2000台)となっています。
しかしながら、日本では「前立腺全摘」以外の手術において保険適用が認められていないことから、施行症例数が非常に少ないのが現状です。

混合診療(保険診療に保険外診療(自由診療)を併用する制度)が進まない日本においては、費用対効果の問題もあり、新しい医療器具や医薬品に対する導入が世界各国に比べ大幅に遅れる傾向にあります。
素人である私がこれ以上述べることは到底できませんが、素晴らしい医療技術が少しでも広い分野に活用されることを望んでやみません。
  

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2013年01月27日

地域の防災訓練

本日は、私が住む町内で防災訓練が行われました。

昨年は「AED講習」を受け、今回は「衣服を使った担架の作り方」を教わりました。

大災害が起こった際にはおそらく「119番通報」されても現場に行くことができません。
ひょっとしたら3日間はみなさん自身で、乗り切ってもらわないといけないかもしれません。

消防隊員からの話にみなさん一様に驚かれていましたが、この事実を知っているかいないかで有事に対する心構えが大きく異なると思います。

ぜひ、みなさんも自分の住む地域で開催される防災訓練には参加してください。
  

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2013年01月26日

愛知環状鉄道開業25周年

本日は、愛知環状鉄道開業25周年記念セレモニーに出席しました。

愛知環状鉄道は、高蔵寺駅から瀬戸市、豊田市と経由し、岡崎駅まで通じる全長45.3㎞の路線で、地域住民の足としてなくてはならない存在です。

設立の経緯について簡単に触れます。
この路線は昭和40年から岡崎―豊田間、42年には豊田―瀬戸間、48年には瀬戸―高蔵寺間で工事が始まり、昭和51年に岡崎―新豊田間が「国鉄岡多線」として開通しました。
しかしその後、完成間近に控えていた新豊田―高蔵寺間が開通しても、輸送密度が当時の国鉄路線の存続基準4000人/日に満たないことが予測されたことから、昭和59年、国鉄は愛知県に第三セクター化を申し入れました。
そして昭和61年に第三セクターとしての愛知環状鉄道株式会社が設立され、岡崎―高蔵寺間の路線運営を引き受ける形で昭和63年1月の開業に至りました。
県と春日井、瀬戸、豊田、岡崎4市の熱い思いがこの鉄道を開通まで導いたといえます。

その後、度重なる輸送力増強策に愛知万博効果も加わり、現在では利用客が年間1500万人(開業当初は400万人)に届きそうなところまで進化を遂げています。

しかしながら、今後は老朽化による設備改修費用の増大や沿線地域の人口伸び悩み等、課題も出つつあります。

今や地域の足として欠かすことのできない「愛環」が、これから先ずっと「地域に愛される鉄道」であり続けるためにも、みなさん、是非「愛環」を利用してください!!
  

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2013年01月21日

養護学校の過大化について

本日は文教委員会の県内調査として、県立佐屋高等学校、県立佐織養護学校、稲沢市に建設中の新設養護学校を視察しました。

今、愛知県では知的障害養護学校の過大化による教室不足が深刻な問題となっています。
この大きな要因は特別支援教育の対象児童生徒数の増大です。
全国的には平成14 年度から23 年度 の10年間に、特別支援学校在籍者が約34%増加したといわれています。

以前は、障がい者に対する社会の取り組みとして「社会が障がい者を支援し支えていく」という考え方を示していましたが、現在では障がい者の自主性を尊重し「個別のケースに応じた双方向的な支援を行う」という考えに変化しています。
こうした変化により、従来は健常者として扱われてきた軽度の知的障害者が顕在化してきたことが増加の原因であると見られています。

さて、話を愛知県の養護学校の実態に戻します。
現在、児童生徒数400 人以上の養護学校が全国で11 校あるのですが、なんと半分以上の6 校が愛知県にあり、これらの学校では通常の教室を間仕切りして半分あるいは三分割したり、作業室や食堂を無理やり教室にしています。
また、子どもたちは通常スクールバスで登下校するのですが、片道1時間以上バスに乗っている子どももたくさんいます。

今回、県では稲沢市に新設の養護学校を設立し、佐織養護学校の一部と隣接する一宮東養護学校の一部の子どもたちの学区を変更することで、過大化解消を図る予定です。

しかしながら、まだ県内にはこうした学校が多数あります。
私の地元にある春日台養護学校もそのひとつで校内の狭隘化、老朽化は見るに堪えません。

これまでもこの問題について文教委員会で発言してまいりましたが、今後も継続的に訴えていかなければなりません。
  

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2013年01月18日

キャリア教育の導入について

本日は「働くことを軸とする安心社会の実現を目指して」をテーマに連合愛知のみなさんと栄地区にて街頭演説を行いました。
私以外にも民主党愛知県議員団から高橋正子議員(一宮市選出3期)、長江正成議員(瀬戸市選出2期)が参加され、各々の視点から各自約10分間の演説を行いました。
私からは現時点における今年度の大学、高校新卒者の就職内定状況に触れながら、若年者の雇用問題やキャリア教育の必要性について訴えさせていただきました。

キャリア教育の内容については、今回省略させていただきますが、先日(1月15日)の読売新聞朝刊に「高校生の進路への意識を高めることを目的に、文部科学省は高校の普通科で「キャリア教育」を必修化する検討を始めた」との記事が掲載されました。
詳細情報が分かりませんので何とも言えませんが、私は授業内容をしっかり検討いただくことを前提に、ぜひ導入を目指していただきたいと思います。
  

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2013年01月16日

25年度重点事業の紹介(いじめ対策)

本日は県のいじめ対策について触れたいと思います。

昨年からいじめ問題が大きな話題となっておりますが、
愛知県では児童生徒の臨床心理に関して高度な専門的知識・経験を有する「スクールカウンセラー」を
 小学校 181人(4校に1人程度)
 中学校 307人(全中学校に配置)
 高等学校  30人(81校へ訪問)
 スーパーバイザー 5人(重大な事案への対応)

配置することで、児童生徒のカウンセリング、教員・保護者への助言等を行い、問題の解決を図っています。

また、夜間・休日を含めた24時間体制で「いじめ電話相談」を設けています。
http://www.pref.aichi.jp/0000006342.html

昨年9月に公表された2011年度の全国のいじめ認知件数で愛知県は全国1位(8,523件)でした。
決していいことではありませんが、ある意味「現場をしっかり把握できている」ともいえると思います。

学校においても社会においても「いじめ」をなくすことはできません。
その中で、常に「大人がチェックし行き過ぎた行為を止める」「温かく見守り相談できる人がいる」体制を整備することが大切です。
こうした対策にはしっかりと予算を充てるべきです。

さらに、今回発生した体罰問題に対しては、明確な姿勢を示さなければなりません。
現在、県教育委員会にて県内の学校に問題が発生していないか調査しているところです。
結果次第では早急な対策をとらなければなりません。
  

Posted by 日比たけまさ at 21:50Comments(0)TrackBack(0)支援者

2013年01月15日

25年度重点事業の紹介(がん対策)

本日は県のがん対策について触れたいと思います。

昨年の9月定例県議会において「愛知県がん対策推進条例」が議員提案条例として制定されました。
また、国では昨年6月、新しい「がん対策推進基本計画」を閣議決定しました。
これらの動きを受け、県では現在「愛知県がん対策推進計画」を策定しているところです。

今回は従来のがん対策に加えて
 ・女性に特有のがん対策事業
 ・働く世代のがん検診受診促進事業
 ・がん患者・家族に対する相談支援事業

が新たに検討されています。

私も「愛知県がん対策推進条例」の策定に少し関わらせていただきましたので、本日の説明会ではこれら事業の具体的な内容について質問、確認をいたしました。

今年は「あいち歯と口の健康づくり8020推進条例(仮称)」を議員提案条例として議会にあげる動きがあります。
こちらの条例策定についても少し関わらせていただく予定ですので、しっかり勉強したいと思います。
  

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2013年01月14日

春日井市成人式

冷たい雨が降りしきる中、春日井市の成人式が行われました。
今年の新成人は2,786人。
みなさん、おめでとうございます。

今回も様々な企画が催される一方、残念ながら少し荒れた成人式になってしまいました。
昨年は全くなかったのですが・・・

本日まで、一生懸命企画を練ってきたであろう実行委員会メンバー(新成人で構成されます)が気の毒でなりませんでした。
また、久しぶりに再会したであろう参加者のみなさんはどのような思いで式典を過ごされたのでしょうか。

相手の気持ちを察することの出来る大人にぜひなっていただきたいものです。
  

Posted by 日比たけまさ at 15:27Comments(0)TrackBack(0)支援者

2013年01月13日

第31回新春春日井マラソン

今回も新春春日井マラソンに参加しました。
これで3年連続の参加です。

天候にも恵まれ、絶好のコンディション。
昨年より参加者が300人以上増え、スタート前から雰囲気は最高潮!!

その一方、私自身は昨年に比べ明らかに準備不足。
“歩かずに10キロ走れるだろうか”不安が最高潮に・・・

いよいよスタートの号砲!!
はじめは緩やかな下りが続くこともあり、明らかなオーバーペース。
案の定2キロ時点から早くもかなり苦しい状態に・・・

そんな中、一緒に走っているランナーや沿道の方から
「ひびさんファイト!!」の掛け声をたくさんいただくことができました。

おかげさまで休むことなく、無事完走できました。
タイムは昨年より2分程度遅くなりましたが、声援が本当に嬉しかったです。
みなさん、ありがとうございました。
  

Posted by 日比たけまさ at 19:10Comments(0)TrackBack(0)支援者

2013年01月12日

消防出初式

春日井市消防本部と春日井市消防団による「消防出初式」に出席しました。

昨年同様天候に恵まれ、野外での式典にも震えることなく参加できました。

今回は、車両事故により車内に閉じ込められた人を救助する訓練が実施されました。
車内の人に十分気を配りながら手際よく車両を切断、救助を成し遂げる隊員の姿を拝見し、大変心強く感じました。

火災や事故に対しては、何といっても私たち自身がまず発生させない、そして万が一にも発生してしまったときに被害を拡大させない。
こうした一人ひとりの意識の醸成と守るべきルールの徹底が大切です。

みなさまのご家庭には住宅用火災警報器がしっかり備わっていますか?
愛知県では平成20年に設置が義務化されていますが、昨年6月時点での愛知県の設置率は81.4%(全国77.5%)です。

みなさん、今一度ご家庭の状況を確認してください。
  

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2013年01月11日

25年度重点事業の紹介(あいちトリエンナーレ2013)

本日は「平成25年度当初予算の重点要求事業」の中から、あいちトリエンナーレ2013についてご紹介します。

このイベントは2010年に開催された「あいちトリエンナーレ2010」に続き、3年に一度開催される国際芸術祭で、
「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに掲げ、震災後のアートを意識しつつ、国内外の先端的な現代美術、ダンスや演劇などのパフォーミングアーツ、オペラを紹介するものです。

期間は8月10日(土)から10月27日(日)
開催場所は愛知芸術センタ-、名古屋市美術館、名古屋市内(長者町、納屋橋)、岡崎市内(康生地区)が中心となります。

芸術監督は五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科教授)氏
現代美術ではオノ・ヨーコさん、奈良美智さんを始め国内外から75組程度のアーティストが出展する予定です。

今年、県内最大のイベントになることは間違いなし!
前回を上回る(来場者57万人、経済波及効果約78億円)成果をあげられるよう、みなさんで是非盛り上げてください。
  

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2013年01月10日

25年度愛知県財政状況

愛知県における「平成25年度当初予算の重点要求事業」に関する各部局の説明会が始まりました。
本日は、みなさまに平成25年度の財政状況についてお伝えしたいと思います。
(今後、国の具体的な予算内容等により変動する可能性があります)

歳出:2兆2,000億円
歳入:2兆400億円

すなわち1,600億円の収支不足が生じるという試算になっています。

これは引き続きの景気低迷により、企業収益の大幅な回復が見込まれない中で(法人税は微増と想定)、人件費の高止まりおよび扶助費(社会保障の一環として支援する経費)、公債費(県債等の返済と利子)が増えることによります。
対策として今年度も県職員の人件費カット等を行ってきましたが、25年度もこうした緊急避難的な支出抑制策が講じられることになりそうです。

「職員の人件費カットは当然だ」と思われるかもしれません。
しかし実際にはそれだけでは足りません。
他にも本来行うべきではない基金の前借りとなど、あの手この手を使ってやりくりしている状況です。
県の借金も5兆円もあり、国同様、根本的に財政が成り立っていないのです。
このような危機的財政状況の中、知事は平成26年度からの個人県民税の減税実施に向け、25年度より基金を積み立てたいと述べています。

もちろん、減税ができることに越したことはありません。
しかし、減税の効果と収支不足解消に向けた道筋を明確に示してもらうことが、今、求められています
  

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2013年01月01日

2013年スタート

みなさん。新年あけましておめでとうございます。
本年も“ひび挑戦”の気持ちをもって活動に臨みます。
よろしくお願いいたします。

さて新年1回目のブログとして、昨日のNHK紅白歌合戦の中で私が印象に残った場面をお伝えしたいと思います。

それは“プリンセス プリンセス”の場面です。

ご存知の方も多いと思いますが、プリンセス プリンセスは16年前に解散したバンドです。
しかし昨年、震災復興支援として1年間の期間限定で復活し、昨日はその集大成として彼女たちの代表曲“Diamonds”がうたわれました。

ラストステージに向かう前、ボーカルの岸谷香(奥居香)さんが、
「現役時代に歌っていたころは、目に見える大きな幸せがダイヤモンドだと思っていましたが、16年間それぞれが日常生活を送っていくなかで、日常のありふれたこと小さなことが、本当のダイヤモンドなんじゃないかと今回再結成で歌っていて思いました」
と述べられていました。

この曲がヒットしたのはバブル絶頂期の平成元年。
時代背景もさることながら、彼女のコメントは、今まさに私たちがもっとも大切にしなければならないことではないかと痛感しました。

今年は「本当のダイヤモンド」にこだわってみたい。
そんな気持ちで新年を迎えました。
  

Posted by 日比たけまさ at 06:50Comments(0)TrackBack(0)支援者
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走ることは嫌いではありません。何事も「ひび挑戦!」で走りつづけます。
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