2011年10月03日

あいちの武将観光

本日、産業労働委員会が開催されました。

私は、7月に開催された委員会にて質問した「緊急雇用創出事業」(※)について、引き続き確認しました。まず、先日9月議会にて谷口知美議員が質問した「日本版ティーチフォーアメリカ」に関して(9月28日および7月6日のブログを参照願います)、詳細を確認させていただきました。
本事業にて採用された15人の若者は夏休み期間に、県の教育委員会や学校の先生方が見守る中、コミュニケーション能力向上などの研修を受講し、9月からは県内15の小中学校にて障がいをもつ児童の付き添いなど、あらゆる仕事に熱心に取り組んでいるそうです。

また、今回は愛知の観光産業について質問しました。
みなさんは、「名古屋おもてなし武将隊」をご存知ですか。実はこの「武将隊」も緊急雇用事業の一環として始められた事業なんです。

今やマスコミに引っ張りだこ。経済効果は27億円とも言われております。先日、私も名古屋城で彼らのステージを拝見しました。若い女性を中心に大変盛況であり、外国人の方も多く見かけました。内容も非常に面白く、何度も足を運びたくなるようなステージでした。

実は「武将隊」は名古屋市の事業であり、愛知県にも「あいち戦国姫隊」という女性のユニットがあるのです!!
彼女たちのデビューは約2か月前、まだまだ認知度が低い現状ですが、私はこの「武将隊」や「戦国姫隊」を「緊急雇用」という観点ではなく(短期間雇用が原則ですので、今年度限りの雇用となります)、「観光資源」としてもっと継続的に活用することはできないのか。という質問をさせていただきました。

この他にも愛知県の観光PRは、知多半島各市町村のPR動画「知多娘」や佐久島の観光紹介「ミッションin佐久島」など、これまで自治体としての堅苦しい観光PR、万人受けのPRから脱却し、ターゲットを絞り既成概念を超えた施策が功を奏しています。

観光産業は次世代リーディング産業の一つとして取り上げられ、愛知県は「武将観光」や「産業観光」など、まだまだのびしろがあると感じております。観光客拡大には「物語の発信と創造」あるいは「都市におけるゲーム性の創造」が重要と言われます。今後の県の施策に注目していきたいと思います。

※雇用情勢の悪化に対応するため、国の「緊急雇用創出事業臨時特例交付金」および「ふるさと雇用再生特別交付金」を財源として、非正規労働者、中高年齢者及び未就職卒業者に対して就職支援を行う事業。
 名古屋おもてなし武将隊は「ふるさと雇用再生事業」
 あいち戦国姫隊は「緊急雇用創出事業」


Posted by 日比たけまさ at 22:20│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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