2011年12月23日

ロボットそしてロボット

午前中に「愛知県工業高校生ロボット競技会」を、午後には「あいち次世代ロボットフェスタ」を見に行きました。

先日の産業労働委員会で、私がロボット産業の育成について質問させていただいたところ、県からは次世代ロボット産業の市場可能性、あるいは育成への取り組みについて前向きな回答を得ることができました。
そうした中でのイベント開催でしたので、ロボット産業の現場を知るいい機会であると思い、本日のスケジュールに両イベントの見学を組みました。

ロボット競技会では、荷物を指定された収納エリアに積み上げるという「キャリー競技」が行われていました。
私は全くの素人ですが、おそらく各ロボットの構造そのものは大差ないと思います。
しかしながら競技へのアプローチの仕方、すなわちスピードで勝負するのか一度に多くの箱を重ねることに力点を置くのかによって、ロボットの形状は全く異なるものになっていました。

競技を通じて相当な発想力が養われ、また、試行錯誤の繰り返しにより問題発見力や解決力が身につくでしょう。
奥の深い競技だなあと感じました。

「次世代ロボットフェスタ」の方は次世代ロボットに関連する企業や大学、研究機関が一堂に会し、「研究パートナー募集」や「ビジネスパートナー募集」、「販路拡大」を目指すイベントです。

次世代ロボットは裾野が広く、生活分野、医療・福祉分野、防災分野等に分かれた各ブースでは、パネルや実機を用いての説明がなされるとともに大学教授によるセミナーやロボット実演コーナーも設けられ、とても興味深い会場となっていました。

こういうイベントはできるだけ多くの方に来場していただきたい。
と思うなかで、せっかくなら「両イベントをコラボレーションできないのか」と感じました。

同じ日に開催しているにもかかわらず、会場は全くバラバラ(ロボット競技会は愛知県体育館、ロボットフェスタはウインクあいち(名古屋駅))。
もちろん交通アクセスや会場の広さ等の問題もあり、同時開催ができなかったのかもしれませんが、せめて互いのイベント告知があってもよかったのではないかと思います。

私のように両会場をはしごする人はほとんどいなかったのではないでしょうか。

工業高校のみなさんにも、企業や大学の技術を学んで欲しいですし、企業の方にも高校生の競技に対する熱意を感じ取って欲しいと思います。

私自身は大変勉強になりましたが、その辺を少し検討していただけるといいなと思いました。


Posted by 日比たけまさ at 23:20│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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