2012年02月06日

藤井最高顧問講演

藤井裕久 民主党最高顧問の講演を東京で聴くことができました。

講演のテーマは社会保障と税の一体改革。
その思いのたけをお話しいただきました。

初めに藤井最高顧問は自身の関心事はただ一つ「この国を次の世代にどう引き継ぐのか」
そのためには「平和なくして成長ない」、「経済の安定=社会保障の安定」この2点につきると話されました。

そして、これまで数多くの総理大臣をみたなかで、あれもこれも手をつけると成功しないことを挙げ、
野田総理が「震災復興」と「新成長戦略」の2つに絞ったことを評価されました。

新成長戦略については、
先進国での成長は2%が理想である。
日本は優れた科学技術力でもっと世界に打って出て、新興国の成長を共に享受することが望ましい。
その1つがTPPである。
と話されました。

次に日本の成長を振り返りながら、がむしゃらに働いた高度成長期の中で、昭和43年ドイツを抜いてGNP第2位に踊りでた頃から、世の中が成長一辺倒から社会保障制度の充実に変わってきたこと。
そして、社会保障の財源を賄うのは安定性と公平性の観点から消費税以外にあり得ない。
消費税は完全目的税として扱うべきもので、社会保障4経費(年金、医療、介護、子育て)のみに充当する。公共のムダには絶対充てない。
と話されました。

また、公共のムダはいつの世にも必ず発生するものであるが、現時点でムダの象徴である国会議員の定数削減は絶対やると明言されました。

最後に、与党の責任は決めること
後世にこれ以上ツケを残さないよう、仮に悪税と言われてもやり通さなければならない時である。
命がけでやると強く言われました。

藤井最高顧問の講演は全てにおいて共感でき、言葉一つ一つの力強さ、眼力の鋭さに勇気をもらいました。


Posted by 日比たけまさ at 23:20│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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