2012年06月09日

高蔵寺ニュータウンで生まれ育った若者は戻ってくるか

NPO法人高蔵寺ニュータウン再生市民会議(愛称:どんぐりs)が主催するセミナーが開催されました。

どんぐりsは、高蔵寺ニュータウンおよびその周辺地域居住者の暮らしに関する様々な事業を行い、高蔵寺ニュータウンの再生・活性化に努めているNPO法人です。

私も先般議会にて質問した「大規模住宅団地の再生について」において、この法人の代表理事である曽田先生に様々なアドバイスをいただきました。

その曽田先生からお誘いをいただき、今回、タイトルにあるセミナーに参加させていただきました。

セミナーでは「高蔵寺ニュータウン研究会」(※)のメンバーである名古屋大学大学院生の寺井さんから、聞き取り調査を基にしたニュータウン研究について発表いただき、その後参加者のみなさんによるフリートークが行われました。

会場は老若男女バランスよく多数の方が参加され熱気に満ちあふれていました。
この地域の今後について多くの方と認識の共有を図ることができたことは大変有意義であったと思います。

私も議会で発言した内容の一部を紹介することができた一方、寺井さんの研究発表を始め、多くの方の意見に新たな気付きを得ることができました。

高蔵寺ニュータウンでは1995年から人口減少が始まっています。
すなわち都市部に位置しながら、今、日本が抱える少子高齢化、人口減少問題をすでに肌で感じている地域なのです。

この地域の将来が日本の住宅都市の将来を描いているといっても大げさではありません。

私もニュータウン再生に向け、さらなる知見を高め、継続的な活動をしていきたいと思います。

※:名古屋大学、名古屋商科大学、名城大学、椙山女学園大学の大学若手研究者で構成された研究会
  今回のセミナーでは中部大学の研究者の方も加わりました。






Posted by 日比たけまさ at 23:53│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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