2012年03月15日

離島の問題(インターン生 旭和将)

本日は、佐久島に行ってきました。

そこでは、西尾市が佐久島で調整を進めてきた離島初の滞在型農業体験施設「佐久島クラインガルテン」の開園式に立ち会うことができました。
きっかけは、日比議員同様インターン生を受け入れている稲垣昌利議員(西尾市選出)から声掛けいただき、同じくインターン生を受け入れている谷口知美議員(名古屋市昭和区選出)とそのインターン生とともに参加させていただきました。
朝6時起きで大学生としてはつらかったですが、とても貴重な体験をさせてもらいました。

9時半出発の船に乗り、10時に佐久島に到着し、11時位まで開園式に出席しました。
その後は、西尾市職員の方に佐久島を案内していただき、3時出発の船で戻ってきました。

今日は、ここ一番の強風でとても寒かったので、式典終了後に出された地元食材を使ったあさりの味噌汁は、本当に美味しく感じました。

クラインガルテンは、ドイツ語の“klein garten”からきており、日本語では“小さな庭”という意味です。
クラインガルテンは、本来は遊休農地活用の目的があり、佐久島クラインガルテンは、他にも定住者を呼び込む目的があります。
佐久島の人口は約300人で少子高齢化が問題となっており、島活性化のためにもこの施設が造られたそうです。

クラインガルテンは1年間48万円で借りられることもあり、10棟の宿泊棟に市内外から110件の応募があり、公募抽選の結果2月に入居者が決まったそうです。
式典終了後は、施設の見学をしました。
宿泊棟は木造平屋でキッチン、バス、トイレが完備され、また、共用のバーベキュー施設や農機具もありました。
私も、時間とお金があれば、ここに住んでみたいと思いました。

ただ島民にとって、離島ゆえの問題は深刻だと思いました。
式典では、小中学生による「佐久島太鼓」が披露されたのですが、島全体で小中学生は20名位しかいませんでした。
子ども達の社会性が十分に育つかどうかは疑問です(もちろん離島ゆえの良いところもあると思います)。
また、十分な施設があるとは言い切れず、ちょっとした用事でも内陸までは往復で船を使って、1時間もかかり大変です。

今回の佐久島訪問では、離島の問題を再認識することができました。
どうしても内陸に住んでいると、内陸だけの問題しか目につきません。
普段当たり前のことが当たり前でない。
これからは、広い視野で物事を見ていかなければならないと思いました。
離島の問題も島国の日本にとっては、解決すべき課題だと感じました。


Posted by 日比たけまさ at 21:16│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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