2012年07月19日

名古屋圏広域防災ネットワーク整備基本構想

昨日に引き続き、研究会のメンバーにて調査を行いました。

本日の訪問先は内閣府。
こちらで、基幹的広域防災拠点を整備するに至った経緯および「名古屋圏広域防災ネットワーク整備基本構想」を伺いました。

基幹的広域防災拠点計画は、「阪神淡路大震災」の教訓を踏まえ、東京圏および大阪圏において大規模かつ広域的な災害が発生した際に、救助活動や物資の受入れといった現地対策本部を確保できるよう、平成13年に策定されました。

その後、拠点の機能や条件の整理、また候補地選定等の作業が進められ、
平成20年に東京湾臨海部基幹的広域防災拠点として有明の丘地区(東京都江東区)、東扇島地区(神奈川県川崎市)が、
平成24年に堺泉北港堺2区基幹的広域防災拠点が大阪府堺市
に整備されました。

一方、当地域においては平成16年に、直下型地震を始め東海地震、東南海・南海地震等の大地震の発生に備え、広域防災ネットワーク整備の必要性が持ち上がり、「名古屋圏広域防災ネットワーク整備基本構想」と題した検討が国で始まりました。

その後、ほぼ決定の段階までこぎつけていたのですが、昨年3月の東日本大震災を受け、現在は国の防災対策そのものが見直しされるなか​、少し足踏み状態になっています。

そうした中、愛知県では今年3月に「基幹的広域防災拠点」の整備を国に要請していくため、候補地を
コア拠点 名古屋空港、三の丸地区
サブ拠点 名古屋港、愛・地球博記念公園、岡崎中央総合公園、新城総合公園
とする旨、公表したところです。

災害はいつおこるかわかりません。
今こそ、県がより主体的に動き、国にプッシュをかけていかなければ​ならないと感じました。

有明の丘地区(東京臨海広域防災公園)


Posted by 日比たけまさ at 19:08│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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