2013年05月23日

5月臨時議会

本日、開催された5月臨時議会にて、平成25年度の常任委員会および特別委員会が決まりました。

私は、地域振興環境委員会
    行財政改革・道州制調査特別委員会
の委員となりました。

これまでと違った分野となりますが、視野を広げ諸課題に取り組んでまいりたいと思います。

また、風疹予防接種の助成として1億2600万円の補正予算案が議案として提出され、これを可決決定しました。

今、全国的に大人の風疹の感染が拡大しております。
ほとんどの人は感染しても大した問題にならないのですが、免疫を十分に持たない妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患、発育障害など「先天性風疹症候群(CRS)」と呼ばれる障害が生ずる可能性があるといわれています。

従って予防接種の積極的な呼びかけは大切であり、助成の必要性も十分理解できるところです。
だからこそ、補正予算案に賛成の立場をとらせていただきました。

しかしながら、この件についてはプロセスに問題があるといわざるを得ません。

予算の内容は予防接種費用を助成する市町村に対し、県が助成額の半額を補助するというものです。
というのも、予防接種の実施主体は市町村です。

市町村が積極的に助成を進めるにあたり「県にも財政支援してほしい」という要望が上がった結果、助成を決定したのであれば話は分かります。

しかし、実際には県内市町村で助成制度を創設したところはなく、県に要望があったわけでもありません。
さらに、今回の話は事前に市町村に説明されていません。

市町村にはこれから説明するとのことですが、なんともちぐはぐな状態と言わざるを得ません。

実施主体の市町村が「寝耳に水」状態で、制度が有効に機能するのでしょうか。

このあたりの進め方には改善が必要と感じます。


Posted by 日比たけまさ at 23:18│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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