2012年01月12日
平成24年度愛知県予算
本日、県から「平成24年度予算における重点事業説明」を受けましたので、次年度の予算概要についてお伝えします。
事前の報道等でご存知の方もみえるかと思いますが、
平成24年度の歳出額 2兆2500億円
歳入額 2兆700億円 で(※)、
1800億円の収支不足であるとの説明を受けました。
この収支不足の一番の要因は超円高による企業収益悪化に伴う県税収入の落ち込みです。
24年度の税収見込額は8700億円で、これはピークであった平成19年度の1兆4135億円から5400億円以上落ち込んでいます。
この収支不足への対応策ですが、
・今年度予算で残額がでそうなものや、基金の取り崩しを極力抑えて、お金をかき集める
・(県職員の人件費カット等も視野に入れた)緊急避難的な支出抑制策を検討する
といったことしかなく、県財政は本当に危機的状況です。
県は現在、「持続可能で質の高い行財政体制の構築」を目指し事業の見直しに取り組んでおりますが、より一層の徹底を促すとともに、真に必要な事業へ重点的な配分を行わなければなりません。
民間企業であれば当然のように大胆な「スクラップアンドビルド」を展開するはずですが、説明を受けていてもその姿がよく見えてこないのが残念です。
今後、そういった観点を念頭に事業をしっかりチェックしていきたいと思います。
※:現時点での数字で未確定部分があります。
事前の報道等でご存知の方もみえるかと思いますが、
平成24年度の歳出額 2兆2500億円
歳入額 2兆700億円 で(※)、
1800億円の収支不足であるとの説明を受けました。
この収支不足の一番の要因は超円高による企業収益悪化に伴う県税収入の落ち込みです。
24年度の税収見込額は8700億円で、これはピークであった平成19年度の1兆4135億円から5400億円以上落ち込んでいます。
この収支不足への対応策ですが、
・今年度予算で残額がでそうなものや、基金の取り崩しを極力抑えて、お金をかき集める
・(県職員の人件費カット等も視野に入れた)緊急避難的な支出抑制策を検討する
といったことしかなく、県財政は本当に危機的状況です。
県は現在、「持続可能で質の高い行財政体制の構築」を目指し事業の見直しに取り組んでおりますが、より一層の徹底を促すとともに、真に必要な事業へ重点的な配分を行わなければなりません。
民間企業であれば当然のように大胆な「スクラップアンドビルド」を展開するはずですが、説明を受けていてもその姿がよく見えてこないのが残念です。
今後、そういった観点を念頭に事業をしっかりチェックしていきたいと思います。
※:現時点での数字で未確定部分があります。