2012年09月06日

放射線に対する理解(インターン生 森永恵美)

こんにちは、インターン生の森永です。
私達インターン生は時折、事務所で勉強会をさせて頂いております。
今回は私が本日学んだ事の中で最も印象に残った「放射線について」述べたいと思います。

「放射線」は、「身体に大きな影響を与える危険なもの」というイメージが強くあります。
しかし、今こうして地球上で生きている私達は、常に被爆していることを知っていたでしょうか。
私はこの事実に大変驚きました。
宇宙からの放射線、地殻からの放射線を私達はいつも浴びています。
人間の体の外から放射線を受けることを外部被爆といいます。
また、私達が毎日食べたり飲んだりしている、水、野菜などの飲食物からも放射線は出ています。
それを口にしている人間は、体の中からも被爆しているのです。これを内部被爆といいます。

このように、一言で「被爆」といっても、その程度で影響は変わります。
今回私は、今まで放射線の危険性を過剰に認識していたのではないかと考えさせられました。
もちろん、被爆の仕方によって影響は様々ですが、以前の私は、少しでも被爆したら死に至るほど健康に悪いものであると思っていました。
しかし、人間は放射線に対応する能力を持っており、多少の被爆であれば、健康にあまり影響を与えないのです。

「被爆すると癌になる」というイメージを持っている方も少なくはないと思います。
確かに、放射線を浴びることで癌になる確率は少なからず上がるといわれています。
しかし実際に、チェルノブイリ原子力発電所事故に関連して癌を発症した方は、私が思っていた以上に少なく(そもそもチェルノブイリと福島では事故の規模が全く違いますし、チェルノブイリの反省を活かして多くの対応もとられています)、多くの人たちは乱れた生活習慣が健康に影響を与えたと考えられています。
何より「被爆」に対する過剰な心配によるストレスが、人々の健康を大きく左右しています。

現在、「放射線」について多くの情報が流れています。
誇張して報じられ、必要以上に放射線を警戒してはいないでしょうか。
気にかけることはとても大切ですが、心配しすぎも良くないのだと学びました。  

Posted by 日比たけまさ at 22:16Comments(0)TrackBack(0)支援者
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