2012年06月28日

文教委員会

本日開催された文教委員会にて、地域と学校との関わり(文部科学省が推奨しているコミュニティスクールの取り組み状況)や放射線教育について質問をしました。
放射線教育は、平成20年に策定された中学理科「新学習指導要領」に約40年ぶりに組み込まれ、今年度から正式に取り扱われます。
また、昨年の福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、文部科学省は希望する学校に対して「放射線に関する副読本」を配布したところです。
そこで、
①学習指導要領に沿って放射線教育をどのように進めているのか。
②今後、配布された副読本の活用を含め、放射線教育をどのように充実させていくつもりか。
③先生方の教育指導について県教育委員会の支援策はどうなっているのか。
という点を質問しました。

県からは、
①水力、火力、原子力などによる発電の特徴について理解させることや、放射線測定器を使って身の回りに自然放射線があることを確かめたりして授業を進めている。
②ほとんどの県内小・中学校が、文部科学省から発行された「放射線に関する副読本」を希望したこと、そして、やみくもに「放射線」について不安を抱くのではなく、科学的な根拠に基づいて考えたり判断したりすることができるよう、副読本を有効に活用して、放射線教育の充実を図っていきたい。
③文部科学省主催の「放射線等に関する教育職員セミナー」や「放射線等に関する出前授業」を活用することで、現場の教員の力量が向上するよう、市町村教育委員会に働きかけている。
といった回答を得ました。

まだ始まったばかりの放射線教育ですが、正しい知識の伝播に務めてもらうことを強く願っています。


Posted by 日比たけまさ at 22:18│Comments(0)TrackBack(0)支援者

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