2011年07月09日

救急医療について

特定非営利活動法人 愛知万博記念災害・救急医療研究会主催の
「この国のかたち この国の医療」という市民フォーラムに参加しました。

パネリストとアドバイザーの方々が救急医療をテーマに討論をされ、
それを聴講させていただいたのですが、
医療問題についての知識に乏しい私には大変勉強になりました。

中でも、救急相談センター(#7119)の取り組み事例は大変興味深いものでした。

これは急な病気やケガをした場合、
「救急車を呼んだほうがいいのか」あるいは
「今すぐ病院に行ったほうがいいのか」など迷った際の相談窓口として、
#7119に電話すると「救急相談センター」の看護師から適切なアドバイスをいただけるという仕組みです。

この取り組みにより、本当の重症者を的確に把握することができるとともに
無用な救急車出動を回避できます。
医師不足、特に救急医療の現場が過酷な勤務状況の中において、
効果的な施策ではないかと考えます。
しかし現在は東京都・大阪府・奈良県でしか行われていないそうです。

愛知県でも以前試行されたことがあるそうですが、
事業仕分けにて国の補助金がおりず、事業の継続ができなかったそうです。

これだけ聞くと、「こんなにいい取り組みなのに何で・・・」と思いますが、
おそらく補助金がつかなかったことにも理由があるはずです。

もう少し勉強が必要ですが、いずれにせよ救急医療の問題は大変深刻です。

今回のフォーラム聴講は大変有意義でありました。  

Posted by 日比たけまさ at 21:41Comments(0)TrackBack(0)支援者
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走ることは嫌いではありません。何事も「ひび挑戦!」で走りつづけます。
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