2011年07月31日

オールスター勢揃い

アイリス愛知で開催された
3府県2政令市 知事市長会議
~日本のかたちを変える!~

を聴講してきました。

出席者は
篠田 昭  新潟市長(新潟州構想)
大村 秀章 愛知県知事(中京都構想)
河村たかし 名古屋市長(中京都構想)
橋下 徹  大阪府知事(大阪都構想)
宮脇 淳  北海道大学教授

と錚々たる顔ぶれで、会場にはマスコミの方も大挙しておりました。

まず、前段として宮脇教授から
少子高齢化社会とグローバル社会の中で、日本の活力を維持・向上させるためには
〇画一的な政策では限界であり、
〇大都市圏中心に地域が個性をだし、各々が連携する。といった歴史的な転換が必要

との共通認識が提起され、そのうえで各首長が持論を展開しました。

私が理解した各首長の思いを一言で述べると(乱暴であることをお許しください)
篠田市長 地方における県と政令市の連携は可能!新潟がパイオニアになる!
大村知事 形はどうでもいい。世界と戦うために国から独立したい。
橋下知事 既存制度(全国一律)からの脱却。世界競争と住民サービスの実現
河村市長 減税。議員職業化の廃止。

であると思いました。

河村市長の思いと本テーマ「大都市の自立と自治」のつながりが、
正直、浅学の私には??でした(理解できずにすみません)ので、
河村市長以外の方の内容について、私の感想を記します。

各首長の方の主張には頷くべきところが多く、異論はありません。
(特に橋下知事はわかりやすくお話しいただきました)
ただ、その先を伺わないと判断できない。と改めて思いました。

会議中も、私たち「議員が抵抗勢力」といった風潮がありましたが、
私たちは決してそんなつもりはありません。

理想はしっかり持たなければなりません。そして理想に向かう突破力は必要です。
しかし、現実を見据えた議論、
すなわち施策の具体的展開と、
理想に向かう際には必ずおこる「光」と「影」について、
しっかりとした議論がないと前に進めないと思っています。

首長そして議員は県民、市民の負託を受けています。
みなさまの生活がかかっています。
決して学者ではないのですから、机上ではなく現地、現物、現実に則した議論をし、
「私たちにとってどのような生活に代わるのか?」
ここを示したうえで、みなさまに問うべきではないでしょうか?

仮に現実を無視し理想に走る暴挙であれば、
そこは誰かがストップをかけなければならない。

そういった意味で、本日のセミナーで首長みなさんの思いはわかったものの、
おそらく出席者は新聞やテレビで十分理解していると思います。

その次の部分。具体的展開と理想に向かううえでの「光」と「影」が知りたかった。

この続きは、ぜひ議会で伺いたいと思います。
  

Posted by 日比たけまさ at 18:49Comments(0)TrackBack(0)支援者
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