2012年07月05日

50年ぶりの記名投票

本日は6月定例議会閉会日であり、また、タイトルの記名投票が行われました。

始めに、こうなった経緯について触れたいと思います。

今議会では補正予算件名を中心に審議がされ、その中に
①災害廃棄物の受入に関する補正予算として、約6,950万円が計上されていました。
 (内訳:(受入候補地3か所の)住民説明会等開催費 約2,150万円 
      広報費 約1,600万円 試験焼却実施費 約3,200万円)

その一方で、
②今議会中、大村知事は当初受入計画であがっていた「焼却炉建設」の中止を検討する旨の発言をしました。

そこで、
③自民党は「計画を見直すのであれば予算の前に全体像を示すべき」と、住民説明会等開催費のうちの住民説明会と被災地見学会費用約1,450万円を削除した予算案の修正動議を提出しました。

この原案と修正案の是非を問う、記名投票がなされたわけです。

私たち民主党愛知県議員団は、自民党案に対する質疑を行った後、原案支持の立場で討論を実施し、記名投票では原案支持の立場をとりました。

結果は議長を除く102名中
減額修正案52名、原案50名 となり、減額修正案が可決決定されました。

大村知事は今回の採決を納得できないとし、審議と採決をやり直すよう「再議」を求めましたので、
改めて臨時議会が開かれることになります。

災害廃棄物の受入に関する、これまでの知事および県の進め方には大いに疑問があり、このことが今回の混乱を引き起こした最大の要因です。

かといって、これ以上被災地支援の動きを遅らせてはいけません。
臨時議会では、知事、議会一丸となって災害廃棄物受入の歩を進められるよう願うとともに、私もみなさま方にご理解を得られるよう丁寧な説明をしていきたいと思います。  

Posted by 日比たけまさ at 23:01Comments(0)TrackBack(0)支援者
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