2011年09月12日

ヨコハマトリエンナーレ2011

教育文化・福祉対策特別委員会の県外調査として、横浜市で開催されている「ヨコハマトリエンナーレ2011」を見学しました。

トリエンナーレとは3年に一度開かれる国際美術展覧会です。
ちなみに2年に一度開かれる同様の展覧会をビエンナーレと呼びます。

愛知県では昨年8月から10月にかけ、愛知芸術文化センターや長者町地区を会場とした「第1回あいちトリエンナーレ2010」が開催されました。
57万人の来場者が訪れ、大盛況のイベントになったことをご記憶されている方も多いかと存じます。

トリエンナーレは3年に一度の展覧会ですので、次回は2013年に開催する予定です。
先日、芸術監督に東北大学大学院工学研究科教授 五十嵐太郎氏の就任が決定しました。
今回の委員会調査では次回開催を素晴らしい展覧会とするべく、トリエンナーレの先行事例である「ヨコハマトリエンナーレ」を見学する運びとなりました。

「ヨコハマトリエンナーレ」では、現代美術のもつ多様な可能性をひろく伝えることを試みています。

正直、芸術的感性が非常に乏しい私には、わかりにくい部分もありましたが、会場は平日の日中にもかかわらず来場者が非常に多く、特に若い方がたくさん見受けれらた点は大変印象的でした。

横浜は今回で4回目のトリエンナーレの開催となります。
現代美術の新鮮さを前面に出すため、会場やディレクターを毎回変えられているとのことでしたので、逆に継続して変えていない基本思想があるのか質問したところ、

・横浜のよさを前面に出す。
・歴史的建造物を利用する。
・街づくりのプロジェクトとしてとらえる。等々の回答をいただくことができました。

トリエンナーレを実施する目的として、多様な芸術に住民が触れることや国際交流を深めることはもとより、町づくりや観光客の集客も大切です。

前回のあいちトリエンナーレは大変盛況であったものの、まだまだトリエンナーレに対する認知度が低いことも事実です。

2年後の開催に向けどのような仕掛けを展開していくのか、注視してきたいと思います。  

Posted by 日比たけまさ at 21:53Comments(0)TrackBack(0)支援者
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